南国の開放性と「てーげー」さをふんだんに持つ日本でも稀有な航路

2011.12.24

乗船前にいきなりパンチを食らわされるような東京〜那覇航路は、期待にたがわず日本国内のフェリーではかなりユニークな乗客を乗せているケースが多い。レジャー客もいることはいるか、沖縄への帰省・本土脱出の移住者・南の島々への逃避放浪などなど、他の航路ではお目にかかれない目的の乗客のほうが多数派。ほとんどの場合、乗客数はあまり多くないうえ、移動距離および時間が長い(東京一七時出港の場合は二泊三日、二一時三〇分出港時は三泊四日で那覇到着/航海距離一七四五キロメートルは国内最長)ために乗客同士がすぐに友達(あるいはそれ以上の関係)になってしまうことも。

[参考情報]
津のホテル
津・久居・美杉・松阪周辺のホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/hotel/240000/LRG_240800/

厚木のビジネスホテル
厚木・海老名周辺のビジネスホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/biz/140000/LRG_141100/

白金温泉
白金温泉・十勝岳温泉の温泉・露天風呂のある宿・ホテル - じゃらん温泉ガイド
http://www.jalan.net/onsen/OSN_50015.html

名鉄イン名古屋金山
名鉄イン名古屋金山 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad300820/

御茶ノ水のホテル
御茶ノ水駅のホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/hotel/130000/STA_990065/

私はこれを勝手に「オキナワ船マジック」と呼んでいる。乗組員もどこか人懐っこく、那覇到着時刻もけっこうその日次第になることも。そういう意味でも、南国の開放性と「てーげー」(沖縄方言で「適当」や「だいたい」の意)さをふんだんに持つ、日本でも稀有な航路だ。東京湾ではどことなく黒く見えた海が、沖縄が近づくにつれてコバルトブルーへと変化していく。デッキに降り注ぐ太陽も、次第に光線は強く、そして大きく感じられるのも船旅。鹿児島〜那覇間は毎日フェリーが往復している。運賃設定(鹿児島〜沖縄で大人片道一万六〇〇〇円〜)も運航ダイヤも両社とも同じだ。マルエーフェリーは二〇〇八年七月から鹿児島〜那覇航路に新造船「フェリーあけぼの」を投入。いっぽう、マリックスラインも二〇〇八年一二月に新造船「クイーンココーラルプラス」を投入。フレッシュな船で琉球弧クルージングが楽しめる機会が増えたのは喜ばしい。